全日空が先日まで発売していた「プレミアムパス」についてまとめてみました。
「プレミアムパス」は、プレミアムクラスを1年間搭乗回数無制限で利用できるパスで300万円。
1日に同一路線を1往復できるがそれ以上は不可。
マイルは搭乗マイルに加え基本マイルの100%が加算される。
もちろんエリート会員対象ポイントも加算される。
上級会員のボーナスマイルも加算される。
これらを踏まえてマイラー的計算を行ってみた。
この計算には以下のルートに搭乗したとする。
便名 |
区間 |
区間マイル |
獲得マイル |
プレミアムポイント |
ANA051 |
羽田(08:00)−札幌(09:35) |
766 |
1,532 |
1,933 |
ANA1714 |
札幌(11:40)−関空(13:45) |
1,002 |
2,004 |
2,404 |
ANA1735 |
関空(14:10)−沖縄(16:15) |
1,107 |
2,214 |
1,107 |
ANA462 |
沖縄(18:10)−広島(19:50) |
975 |
1,950 |
2,350 |
ANA688 |
広島(20:40)−羽田(22:00) |
621 |
1,242 |
1,642 |
平会員の場合、上記フライトで8,942マイルが獲得できる。
また、プレミアムポイント(エリート会員対象ポイント)は、9,436ポイント。
つまり上記ルートを11回搭乗するとダイヤモンド会員資格獲得。
7月1日から搭乗を開始し7月中にダイヤモンド会員資格を取得したとすると9月にはダイヤモンド事前サービス(区間マイルの125%がボーナスマイルとして加算)を受けることができる。
7月,8月は平会員で9月以降ダイヤモンド会員で獲得マイル数を計算する(単位:マイル数)
毎日 |
週6回 |
週5回 |
週4回 |
週3回 |
週2回 |
週1回 |
4,957,297 |
4,246,397 |
3,541,086 |
2,835,775 |
2,130,464 |
1,425,153 |
719,842 |
1マイル2円の価値で計算すると週2.4回以上飛ぶと300万円以上となりそれ以上飛べば飛ぶほどお得。
ANAご利用券で計算する(改悪後のルール12,000マイルで15,000円分) (単位:円分)
毎日 |
週6回 |
週5回 |
週4回 |
週3回 |
週2回 |
週1回 |
6,195,000 |
5,295,000 |
4,425,000 |
3,540,000 |
2,655,000 |
1,770,000 |
885,000 |
全マイル数をANA利用券に交換すると週4回飛べば確実にお得である。
次にEDYや楽天などのポイントに交換すると(基本的に1万マイル1万円分)
獲得マイル数がEDYなどで使える金額になるので週5回以上飛べば飛ぶほどお得。
1日乗り続ければ食事や飲料代はほとんど必要ありません(笑)。全ては機内で済ませられます。
手持ち資金と時間に余裕がある方、もし今後「プレミアムパス」が販売されることがあれば検討されてみてはいかがでしょうか。 |
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